・オルゴール
 ガイマリヴァンティアのパパママたちの16年間を綴る、ホド親世代長編。全58編。
 最初のイントロイトゥスを書き始めてから、実に1年をかけて完成させました。
 …すごくねぇ!!!!????(自分で言わないと誰も言ってくれない
 タイトルはずーっと前に決めたもの。蓋を開ければいつでも歌いだす、いつだって自分のために歌ってくれてる、が理想。
 で、各幕のタイトルは三大レクイエムのひとつ、モーツァルトの未完のレクイエムに準えて。ラクリモーサまではモーツァルトの手で書かれてるんですが、次のオッフェルトリウムからは他の人が補完してるんだって。そういうことで、ガイとティアを中心にして語られる後日談のタイトルがオッフェルトリウム。
 本当はイントロイトゥスから第1曲で、ラクリモーサは第8曲なんですが、7つあるユリアの譜歌に準えて、その先にある8曲目、というニュアンスでイントロイトゥスを番外にしました。
 最初はジグ、ユー、ヴェリオ、セツィと個人の話。で、ジグユ、ヴェリセツィ、と夫婦が出来上がり、最後にまたそれぞれ、父親としてのジグ、ヴェリオ、母親としてのユー、セツィの話になっていく。なので、最後の方は主に子供視点となっております。そのため、ホド戦争開戦時に奥義会がどうしてたか、ペールがナイマッハ邸に別れを告げる描写などが抜け落ちてしまいました。いつか書きたい。
 それと、この話にはガルディオス・フェンデ・ナイマッハ並びに傘下の奥義会・七天兵の他にモブが盛りだくさん出てきます。これは、ジグらホドを統べる人たちがホド住民に向けていた思いを表してます。ホドが大好きで、ホドに住んでるひとが大好きな。ジグの姉ユリアナもふたりのメイドと一緒に登場していますが、これは彼女もまた、民を愛する心を持ち続けていることを示したくて出したのですが、名前は出せずじまいになってしまいました。名前が出てるだけでも全30名のモブたち、お疲れさまでした!
 で、結局完全悪役として終わってしまったアルですが。彼もねーいろいろあったんだよ!!いろいろ!!!!彼は途中から彼単体としての話を書くつもりだったので、彼に関しては描写が完全に抜け落ちてます。後に期待!

 この場所が、ホドを愛する栄光の銃士たちにとって、ただいま、と言える場所になりますように。
 ちなみに、インデックスの柵はこちらからお借りしております。1

・Night Baroness
 タイトルはコナンのお父さんが「闇の男爵」って小説書いてて、お母さんが「闇の男爵夫人!」って呼ばれてたのがすごく印象に残っていて。チェシー(もしくはブリアン)を指す。あと各章のタイトルの語頭をつなげると「Baroness」になります。頑張って仕掛けた。
 いやー…長かった…すっっっごく長かった…何度いついつまでに書く!って言ってたことか。多分ろくしだ長編案の中で、一番最初に浮かんだ話です。大まかなプロットも高校時代に書いてました。エンド・ブリアン・チェシーのバロン兄弟を中心として、シヴァ・ニコ・ネッラ・エストのアサルト4人組(由来はされ竜の過去編)、チーム・ウトフォス、ワールド・エンドとうちのろくしだの独自設定がガンガン入ってねじねじしてるのでわかりにくさ満載だと思いますが、にゅあんすでよむんだ。いいな。
 元々なんか騒ぎ起こそう…ファイとピエトロの世代交代的な…とか思ってたら、エンドがラグさんと共に人間として生きるための第一歩、ブリアンのシャンドルへの決別、ネッラの夢からの目覚め、ピエトロとシガーがラヴるまでなど色々と詰め込んでしまいました。特にエンドとブリアンはちゃんと書けたつもりだけど、ネッラがちょいと薄くなってしまったな。これはアサルトで個別に話書くべきか。あとピエトロ編は急ぎすぎました。
 元々最初はブリアンとチェシーは姉妹設定だったけどエンドはそうじゃなかった気がします。ただエンドが加わってから、ワールド・エンドでブリアンとエンドが共闘するってのは決めてました。ブリアンの爆弾精製能力を弾丸型にして飛ばそうと考えたのは最近だけど。結構いいバトルシーンが書けた気がするよ。まあ展開早いのはいつものことだ。大丈夫だ問題ない。
 ピエトロ編はNightBaroness・解って感じです。結局最初とエンドへの情報提供と最後しか出てないピエトロたちは何してたんだって話。エロいつも暗転しちゃってすみません。ホテル・ウトフォスの構成員、全員名前の由来は古代ローマでマウリス=マリウス、スラー=スラ、ユリシス=ユリウス・カエサル。マリウススラは閥族派とかね。ユリシスは土壇場で決めた名前。
 そのうち修正するけど、結構設定が名簿や年表と食い違ってます。ワールド・エンドの位置とか、シガーの年齢とか。あとネッラの年齢も変えたいな…もうちょっと下に…じゃないと●●●できないあっこれまた書くわまあリコリコの話ですけどね言っちゃった
 で、それまで全然出てなかったゼリーくんの「お前が死んで全部解決すると思うな」発言ですが…これはですねー…ブリアン最初は死ぬ予定だったんですよ…この話の中でではないけど。それを人に話してたら、別の人に同じようなことを言われまして…それを自分なりに受け取って、昇華したのがゼリーの言葉とそのブリアンの返事、そしてこの話だと思ってます。あの方たちはまだ見てくださってるかな。届いたらいいな。
 あとちょこちょこネタ入れてます。奴隷達の英雄の「私と共に来るがいい」とか、漫画版黄昏の賢者「マドモアゼル」「わたしは小さい子供じゃない」とか、ウテナから「世界の果て」=絶望とか。結構悪態つく人が多いんだけど、ブリアンが「クソ野郎」っていうときはドラッグオンドラグーンのフリアエを意識してた。フリッアエッ♪
 そんでもひとつネタばらし。ピエトロ編の山場で登場した「長髪の子ども」は、マルルゥという某Kがさん宅にお婿に出した子。彼は元々マウリス派の人間が所有してた売られる前の「商品」だったのですが、この後ピエトロの創立したAUTに所属してます。ここでピエトロ怒らせちゃったから喉あたりに拳銃突きつけられてピエトロ旗下に下ってます。で、マウリスの反撃ですね。どんな反撃の仕方やねんとか言わないでください。ンドゥール戦花京院みたいな傷跡にしたかったんです。ティアがいる世界だからいいかと思った。ティアが指の間に挟む系のナイフ持ってたでしょ。あんな感じ。すみません。

・ある酒場にて
 タイトルまんますぎる。ラララ初小説ですね。ガイとホド出身の兵隊さん。多分小さいガイと話したこともあるんじゃないかにゃあ。

・やさしい歌を聞いた
 同じくまんま。ティアとその母親セクエンツィア、ホドで出会う。某銃士様のひとりでお帰りに影響を受けたことは…言うまでもない…

・ブルーフィールド
 大島弓子さんの『綿の国星』に登場する、綿の国のお姫さまのもじり。最後の台詞と箱庭治療からもんもん浮かんでいったもの。
 うちのホド正史では、栗さんはユーさまを「本当は殺したくなんてないけれど殺さなくてはならない」なんだけど、ユーさまの返答は 「あなたが私を殺すことを選んだ」。つまり預言を遂行したつもりの栗を、預言にユーを殺す動機を求めた栗をお前の責だと切って捨てた。 これ親世代紹介のユー様の台詞なんですがね。このお話では、結局栗は何も選ばない。選べない。栗このやろう。

・少年少女のグローリア
 グローリアはフェンデ母セクエンツィアと同じく、キリスト教のミサ曲の構成要素のひとつ。意味は「栄光」。
 だいぶ悩みながら書いたもの…書き進めるうちに、まだまだ詰めてないなと実感。予定ではナイマッハ父アクゼルストと栗が続く筈でしたが断念。とりあえず基本の4人を、という形で 本うpしました。アルスは改めて一本書こうかなあと思ってます。アルスの裏切りの内容がまだ明確に定まってないんだよね…
 一番出来がいいのはセクエンツィアかな。セツィの思考を書くのがなんか楽しかった…逆にユーは荒っぽい出来になってしまった。親世代の中でユーが一番掴めてない俺…ジグは明確に 決まりすぎていて、単調になってしまったかな。ヴェリオさんのノリは書くのが楽。
 やがて書くかもしれない親世代本編とは違って、それぞれの視点の一人称で掘り下げてみた。ホド戦争って、それぞれのホド戦争があると思う。たとえばヴェリオにとってのホド戦争 の山場は崩落開始直後、セツィにとっては崩落後の出産というように。同じように栗もあるだろう、と思う。勝者の戦争、敗者の戦争。敗者の立場に立ちすぎた私に、ちゃんと栗を書いて あげられるかはわからん。
 あとジグの思考がサモ3の先生さんにシンクロしすぎて、だいぶ影響を受けてしまった…困ったように笑う、というのもアルディラさんのマスターやレックスに対する表現から来ているん だけど、ちょうど今日その場面を見直したら「子供たちに囲まれて困ったときのあなたの笑顔はとても優しい」と言ってらっしゃった。困ったように笑うってのはこれを脳内で省略しちゃった 表現だと思われる。あっはっは。

・いとし背の君
 えータイトルが思いつかなかった。背の君ってのはされ竜のニドヴォルグさんが言ってた「私の夫」的な意味なんだが、ヴァン視点背中に乗せた愛しい人=ガイとガイ視点背中を追い かけた人=ジグ的な…うん…うまいタイトルが思いつかなかったんだよ!(…
 最近買ったライクさん(超燃えまんが金色のガッシュ!の著者)の新作「どうぶつの国」2巻でね…ジークって狼の子が父も母も兄弟も亡くしちゃうんだけど…家族を殺した奴を殺した くてもやっぱ子供だから怖くて…震えるジークの前に…父ラオの残像が!かっこええ!そんな感じ。うん。
 宝刀を手に取るジグの姿が、いつの間にかガイと重なってて、ガイの手の中で宝刀が輝いてるってな表現をしたかったんだけど難しいな。戦闘シーンを考えるのは超楽しい。でも表現 は貧弱貧弱ゥ!で本当にすみません。アニスのリミテッドの光属性FOFを利用してジェイドになんかやってもらおう…と思ったんだけどジェイド光属性の派生技ねえうわーん!と思ったら 光のFOFは風と火の属性ももってるんだね…雷神旋風槍とかできたじゃん…あとリミテッド一発でFOF出るっけ。最近アビスやってねえなー!

・硝子の魚
 中島みゆきさんの究極応援ソング「ファイト!」の歌詞の魚イメージ。あと硝子の少年かな。硝子製の魚=砕けやすくても冷たい水の中を登っていくこども。でもこの「ファイト!」 って曲親には「いや鬱になるよこの曲」って言われる。そんなこと言わないでライブバージョンを聞いてくれ。
 ジグさまはあんまり両親に愛されてなかったという話。事情があるんだ事情が…でものちに祖父母時代の小説に仕上げるかもしれないのでここでは割愛。一方ヴェリオはグローリア の通り父母がちっちゃい頃に死んでいます。この話自体はジグヴェリ5歳↑くらいの頃。あとちっちゃい頃の相性がベルってかわいくねぇ?ジグムント(ジグ)、ヴェルフェディリオ (ベル)、レクエラート(レイ)の3人はなかよし幼馴染。ヴェリオはジグが屋敷抜け出しても見つけられるけど、レイは見つけられないなと思った。出口のないレイの人生を暗示して んのかしてないのか。
 ジグの屋敷抜け出しは、幼少のころからの癖です。当時は家庭から逃亡したい気持ちの表れでしたが、今は自分のメンタルの弱さを自覚してヴェリオや他の人を頼ることを知ったので、 単なる息抜き。要するにサボリ。元々ジグはあんまり要領がよくない子なんです。勉強の仕方とかも、努力家ではあるんだけど度が過ぎて逆に無駄に時間を使って集中が途切れちゃう 感じ。だからジグはあんまり勉強も剣術も出来はよくないです。ただホドを団結させるということにかけては大変優れている。ゆえの「鼠の王アルジャーノン」。
 最初考えた終わり方は、「両親が最初からいないのと、いるけど愛されないのと、どっちがつらいのかな」てな話だったんですが、ヴェリオが予想外に明るい展開に引っ張ってくれま した。ヴェリオおまえ都合のいい男だな!ひでえ言い方!!
 結果的に好きな感じの話に仕上がったんですが、お姉ちゃん:ユリアナの描写がイヤな感じになってしまって申し訳ない。マリィ姉上との差別化もあるこたあるんだが、ホドが大好き ゆえの複雑な思いが表面的にマイナスな感情としか出なかったのと最初の描写がジグ視点ゆえに嫌味〜に見える。ねえちゃん優しい子なんです!誤解しないであげてね!!
 あとマティというのは、ジグの従姉でありのちのナイマッハ母、マトリカリアです。

・エバーグリーン
 英語で常緑樹、ではあるんだけど気持ち的にはTOLノーマ編のエバーライト。どうだ!ザマミロ!(ノーマ可愛いよノーマ
 アッシュとロレラ氏。第七音素は緑色ってイメージがあるんだけど、EDで出てきたアレを見ると赤って感じですね。なんだろうこの先入観。
 なんか不完全燃焼…電波きゅるきゅるきて二日間考えた末書いてみたがロレラさんが余りにも動きがなくて書き難かった。最後の一文は好き。 まあアッシュたんかけたからいいや(…

・アンジェリカ
 まんまタイトル。アッシュ登場ですよ。アクゼリュス崩落直後、ヴァンせんせのとこから抜け出してきたころの話。結構昔から練ってた ネタだったりした。アンジェが特務師団にたまーに出張するっていうのも元からあったネタです。だってあの師団50人中2人しかいないん だぜ調理班。おいおい。
 アンジェの少女から母への変体。メリルという母親の喪失を知ってから、ジョカを得ての母性の目覚めがテーマかな。その間に、母を 失くしたアッシュへの失意が挟まる。ああああアッシュうううう(もういいよ

・笛の音がきこえる
 タフ外伝『OTON』の二話から想起。タイトルとURLに名残が。王様は勿論フリードリヒ二世です。ってか大王!残酷!
 現実的に孤児設定のキャラたちが、どうやって今日まで生き延びてきたのかと考えてたら出たネタ。設定してはいないけど、フラウだって 赤ん坊のときに捨てられたわけだから、それを育てた人が居た筈だ。俺って愛をテーマにしすぎだな。恥ずかしい。あとお菓子は明らかにポッキー。

・ダブルラリアット
 巡音ルカたんの曲から。ルカたんかわええ。最初レン曲だと思ってごめん。
 ヘタMADで知った曲。あんまり反映できてないかもだけどね!ダブルラリアットって俺的に=両腕っていうイメージで書いてたんだけど 違うのかな!まあいいや!
 俺は七徐でナナくん視点書きすぎだとおもう。なんかジョカ視点は書きにくい。あと事件後ジョカとティアラでキャッキャウフフしたくて だね。23.4度も入れたかったなあ。この星は結構傾いてるんだから、多少俺たち傾いててもいいよねって話。

・春の女王のアリア
 モーツァルトの「魔笛」2幕、夜の女王のアリアより。アリプロの曲の冒頭で知って実際に聞いて衝撃を受けてからずっと使いたかった タイトルだけど、内容とは特に関係ない。あ、多分エーゼは歌えるんじゃないかな。
 ティオくん最低伝説。荒んでた青春時代。アズサさん助けてー。
 ところで姉さん姉さん言ってたら東西姉弟書いてる気分になります。ナチュラルにマリアなのはどういうことだ。

・星に願いを
 七夕ネタ。まんまなんだけど、一応タイトルは聖剣LOMのイベント名。元々このシナリオを第六師団で書こうと思っていた。
 一応銃士さん全員参加型(強制)…この場を借りて謝罪いたします本当にすみませんでしたorz…無許可でここまで書いた俺にいっそ よくやったと言って肩を撃ち抜くよ。そもそも七夕ネタなのに書いたの18日だし。
 なので口調とか出鱈目です。ここおかしいよ!ってとこあっても見逃してやってくれると…助かります…でも楽しかった。すっげ楽し かった(わかったよ
 医療班の皆さんはトラウマ持ち多いなあ…とおもた。エメロはツッコミ。あとロネさんの言ってた薬は、ハイスコア最新刊でエキセントリック さよちゃんが言ってた悪魔の呪いです。わかる人にしかわかんないネタで申し訳ない。マフォットさんって解剖…すきでしたよね(ここで聞くか
 あと短冊をどうやってぷれいで使うのかは知りません。リベラさんに聞いてみてください。(…
 師団長はこんな風なことするのは苦手だろうなーっていうのは私的に。師団長という職が人格にも多大に影響してる方だから。カデンツァ ・カンタビレ個人としての意見と師団長としての意見が無自覚で葛藤してそう。あと私はソロカン好きです。本当にすみませんでした。

・What A Wonderful World.
 言わずと知れたルイ・アームストロング氏の「What A Wonderful World」より。いつかこのタイトルを使いたかった。そしてこの話には このタイトルしかねえと思います。
 七徐はナナくん視点ばっかだなーと思ってたので久しぶりにジョカ視点。ジョカ視点になるとやたらジョカのしゃべくりになる。そんな ワンパタがラララクオリティ。このやろう笑
 この頃のジョカは消える直前なので、ほとんど感覚がありません。温度とか、痛感とか、そういうのがなかったら、こんなにも表現が淡白 になっちまうんだと思って哀しくなった。あとこの話、窓際のベッドにふたり向き合って寝そべって、ジョカがしゃべくりしてんだけど、 うまく伝わってるかな。
 最後の話はNARUTOのペインさん。痛みを知らなくてはならないと言うあの人に、ずっと秘めてた俺なりの答え。どこかに入れたくて しゃーなくて入れちゃった。あっは。

・怪獣の人形のバラード
 リョさんのお子さん、ラグさんをお借りしてます。合唱曲「怪獣のバラード」から。基本的に硯は合唱曲大好き。あとウィズユースマイル とか明日へとかいいよね。あとポプラの木にはーポプラの葉ーって歌、題名忘れたけどレプリカ皆で歌って欲しいなーと中三のころ思いながら 歌ってました。脱線。
 受験復帰第一号。これまで小説書きたいな書きたいなって思いながらうまくいかずに日記にいろいろ書きちらしてたんだけど、ふいに 浮かんだ怪獣のバラードの音楽から電波受信して一気に書いた。んで、ああこれまでこうやって書いてたわって思った。そんな感じ。
 氷炎ことエンラグはマイろくしだメンバーの中でも初期のふたり。カップリングというとなんか違って、なんというか、もう、背中合わ せなんです…エンラグは背中合わせなんです・・・そんなイメージ。人であるためになくてはならない。あとこっそりラフェールさんが出演中。
 途中のカタカナは星の名前は冬の代表的な星座からちょちょっと拾ってきました。アルデバランは赤い星。

・初恋のためのレクイエム
 何故かシロシトには、わけのわからん未練があります。未だに立ち切れない、シトも私も。そんな思いを一段落させたくて書いたもの。
 視点としてはシトの未来の彼氏/彼女(仮)。できるかどうかもわからん、設定も何もない人です。この人視点の話を書くって思いついたとは…俺やるな!これこそ自画自賛!
 昔の友達ってのは勿論ジョカ。玉響の中に入れた僕に天使が降りてきたを前提として。僕に天使〜時点ではジョカはもういないんだけど、シトがいなくなったシロくんしか見えてない 状況から抜け出すきっかけになった。ジョカシトヴェは何故だかふっかい繋がりができてるなぁ。
 何この男、引きずりすぎキメェ…とか思わないでマジで俺がこんな心理だったんだ。
 とりあえずシロくんへの俺の思いは一区切り、ついたかな。だが言っておこうにやあは俺のもn(…

・ラブレターに宛名はない
 カデンツァ・カンタビレ師団長に愛の告白をする話。上からアンジェ、ナノ、ティオ、エンド、マリオ、…それから私(みすず調
 いやマジで最後のアレは硯。俺だって第六師団員の一員だい!な気分で全力で純情な感情を空回りさせてみた。おま。
 団員セレクトは、基本はマイ団員の代表的な奴に出張ってもらった。一番目の団員アンジェと、師団長スキスキちみっこ代表ナノ、アンジェの次に団員筆頭のティオ、フォイエル家と ハゲプラスアルファのセットから代表でエンド、あと後期で一番目立ったマリオさん。キューくんのことも書けばよかったな今思うと…
 誰も彼もうちの団員は、ろくしだに入って変化したところをつけたつもりです。救われたりなんだり。エストはホド戦争から膿み続けた傷を癒すことができたし、ネッラは最終的に 師団を離れたけど現実の世界をもう一度生きることを決める引き金になった。
 俺自身も、第六師団に入れてほんとによかったと思うんです。楽しかった。本当に。今だって楽しんでるんだから、一層感謝感謝しないとな。私の中にずっと残るであろう子たちと、 出会わせてくれたあの場所が、本当に好きだった。
 てかこれ、エンドだけはこの後師団離れるよね第一師団的な意味で!あっはっは!内容の通りラグさんが移動したから一緒に行きましたごめん師団長!愛してる!

・イデアは渡る
 イデア=プラトン哲学の中心理念で、感覚的世界の個物の本質・原型で永遠不変の価値。人を魂とか肉体で分けるとしたら魂みたいなもんだろうか。ユカトクだけど、副官エルドルと その前世マルガリーテは別人だけど同じ魂、そんな感じ…でもない。つまり、原型を同じくするけど違う人、ぶっちゃけフーガくんの場合某アナンくんとか、寄宿舎フーガくんとかの 話。わあ盛大にバラした。丸わかりか。ですよねー。
 フーガくんという基のキャラをもつ子たちの、原型と呼ぶべきもの=イデアが形をもったのが今作に登場する子供。ノットフーガくん。この時ヴェは妊娠している=新しい世界を生み出そうと しているわけで、こういう特殊な体験をしたと思われる。自分が書いたのにあいまいだな。渡るってのは物語だよロマンだよ!DRRRRRRRRR!(これ、米でマジで言うらしい
 あと最後に出てきたアロランはロランの本名。こいつ未来編では劇作家かなんかやってるらしい。劇はもちろん…うん…サンホrフガヴェがRomanを題材にした劇の公演に見に行くって 話が元々あったんだ!うん!
 あと最初タイトルはあすみこさんのコペルニクスの呼吸に出てくるミシェルだった。フーガくんのイデアのイメージが空でブランコしてるミシェルたんだったんだ…結局イデアって 言葉が急に沸いてこれしかない!と変更。きみはミシェル、はほかの作品と被りそうだったし。
 それと、「トレス、ポール、ネリネ『さん』」にしたのは基本ヴェは階級呼びか呼び捨てだな〜と思ったのとでもネリネちゃんは大人の女性って感じで憧れてそうだ〜っていうのと。 だって女医さんだぜ!MOE!
 フーガくんフーガくん言いすぎてすみませんT山さん…毎度好き勝手やってごめんなさいorz…あとヴェがフーガくんのこと「夫」って呼ぶとしっくり来ないのは何故でしょうか…少女のイメージが残りすぎてんのかな〜

・スノウマイル
 BUMP OF CHICKENの「スノースマイル」もじり。スノースマイルが冬の笑顔だとするならスノウマイルは冬の長い道程で。ふみおさんちのハリさんをお借りしています。
 カラオケでバンプの波が来てたから久しぶりに入れてみたところ、過去これシノハリだUWAAAAAAAAAAAってなったのがスノースマイルだったことを思い出してマジ泣き寸前だった。だから書いた。出来は荒いけど要するに言いたかったのは、ほら過去に考えたエピソードとかあるじゃん。そこだけにとどまることはしたくないってことだ。時は流れる。永遠の少女も少年もいない、と私は思う。だから進みたいんだ、それが過去の話であったにしろ未来の話であるにしろ、新たな出会いを迎えたい。そんな感じ。
 時期としてはまだダアトでほどよくおっさんと坊主でなかよししてた頃なので、呼び方としては「ルリ」。いいいい名前だよなあああああああ。途中に出てきたハリさんの友達っていうのはうん、スイーツさんです。記憶が確かなら緑っこ…こういうとイオンたちっぽいな…な某方とお友達だったはず。記憶って薄れていくものだな、ぜったい忘れたくない過去の記憶だって。
 そうそうシーノ、ハトリ、ロランはおっさんズでなかよしです。任務でよく組むのでオフでもつるむ。ナイフっつかメス使いのシーノが先行、人形師のロランが補助、音律士のハトリが援助的な。いつかこの3人セットの戦場も書きたいな、笛の音のノリで。過去悪友3人がフラウ、エド、イヅルだとするなら現代悪友はこの3人。過去アサルト4人がゲルトルーデ、ミヒャエル、ジヴリール、スノウなら現代アサルト4人がシヴァ、ニコル、エスト、ネッラな感じで。まだまだろくしだも書きたいものがあるなあ。

・ガブリエルがやってくる!
 ささくれPの「しゅうまつがやってくる!」と受胎告知の大天使ガブリエルをちょっとまぜっこしてみた…よ!「おめでとう幸運な人よ…主があなたと共におられる(今年の正月も)」なガブリエルと「まさか私を受胎テロの標的に!?」なブッダ様が見れる聖☆お兄さん5巻、買ってね。
 いや…ジョジョの…ジェラート(5部暗チで既に死んでた人)が羽はえてる絵みた瞬間に…電波がきたんだよ!仕方ないね!仕方ないよ!この時点でアンジェはもうハルくんと同居してるということで。おとーさん=お義父さん。たしかハルアンは周りが気付かないうちにいつのまにか同居してて子ども出来てて食堂うろつく双子に「アンジェちゃんこの子たちどこの子?」「え?うちの子」「へぇー…ええええええええええ」みたいな感じだったはず。そのへんの話も書きたいなー。
 あとジョカが最後に言う「おれも大好きでしたよ」はちょっとえくにかおりさんの「デューク」って話の会話のオマージュが…あれ好きすぎた…あんなんが入ってる教科書とか反則だと思う。国語の教科書って何気にいいですよね。太宰さんの走れメロスとかあの駆け抜けるような武士っぽい語りが今の俺にも超影響してると思う。
 ジョカ→アンジェは最初ジョカが俺の中で生まれたときからの不変。なんというか、ジョカの意識の中で根本であって頂点にいる人というか。母って息子の一番最初の恋人だって表現を紳助さんが言ってたな。そんな感じです。ナナくんという存在とは別次元。そんでそのふっくざつな感情がカオスに深まってるのが玉響のどっかで書いた「飛び立つ前に閉じ込めたくなる」って表現かな。
 でもアンジェの前では「幸せに生きている」自分でいたいから、レプリカとして生まれたこと・レにたい・レにたくないとかの病んでる感情はアンジェには絶対見せたくないんだよなぁ。男の子ですから。だから後見人のアリオンとか相棒のヌエくんとかに結構迷惑かけてそうだ。うざくなってきたら蹴飛ばしてください。もしくは死にたがり嫌いなナノが来い。

・玉響シリーズ
 確か美しい日本語って本の、自分の誕生日のページにこの言葉があって大層気に入ったのが始まり。最初1はユララにして2はユラララ にして3はユラララララ、って実際にやってみたら、すっげおぞましい感じになったから全部同じにした。タイトルはサンホラの黄昏の賢者。
 ベイビィ・フェイスにジェントリーウィープス、ダイバーダウンってなんてジョジョ?世界は愛でできているは笛の音にも通じる世界=愛説。 シロシト五部作は元々小話を5個ずつまとめていったら、図らずしてぴったり5話嵌ったというアンビリーバボー。シロシトの魔力異常。 ぼくに天使が降りてきたは自分的シト救済。なんで置いてった、という台詞はジョカにでもあり、シロくんに向けてでもあり。
 どうでもいいけど衝動で描いたこの直後の話シトまんがのシトの泣き顔は、髭も髪もぼーぼーでボロ泣きのせいか、描いた自分でさえ 「山賊?」と言いたくなる。
 お誂え向きのハッピーエンドは島谷さんの市場に行こうオマージュ。この歌でお題作りそうになったくらい好き。その内やろうかな。

・市場に行こう
 とうとうやっちまったな。タイトルは島谷ひとみさんの曲から。某ヘタリアのあこがれサイトさんがタイトルにつかってていいいなあああ という思いが爆発。それにしては即席だからあんまり出来はよくないな。
 コンセプトは結局市場には行けません〜な感じなんだけど、ダイアレだけやたらラブい。何故だ。あと俺はナナくん視点で書きすぎである。
 イヅエリはイヅル死後。リコリコ(男女)はネッラの親です。女の子のほうがこの時点で妊娠してんだけど、父親ははてさて。七徐はジョカ 死亡直前…的な…うん…ナナくんほんとごめん
 この曲は介護だろ涙ぐましい介護だろ、っていうフレーズが印象に残ってた。ちょっと内容がまだ気に入らないからカメラ2もありうる。