・愛しのベルリーナ
 ドイツ語圏で言うドーナツより。ケネディさんのいいまつがいで有名。イメージ的にはベルリーナ=ベルリン市民=姉さん!姉さん!(…
 東独は西独に吸収という形で編入された、という史実から想起。独さんの語りから始まったので相当重い。独さん重い。独さんは普程敬虔 ではないかな…と思っとります。インセストからしてまるっきり反キリスト教的だなあ。これを1週間で書き上げた当時の俺はなんかおかしかったようだ。
 あと、露普と英仏がいちゃいちゃしてんのは趣味です。フランシーヌ姉ちゃんは美人。フランシーヌ姉ちゃんは美人。大事な事なので2回 言いましたよ。わかったわかった。あとこの頃ロシア四季折々って本を買ったので、クレムリンあたりの描写がちっとマニアックです。 ロシアの結婚式の風習にきゅんきゅんきて、一気に3話くらい書き終えたっけなあ。
 最後の普の遺言から全てが始まった。各話ごとに視点を変えてるんですが、あんまり計画しなかった割に上手く回りました。自分的には傑作。

・スティグマータ
 やっっっと書けた!!!!スティグマータは「傷跡、聖痕」。確かこれはフィーリングで決めた筈。ページ名は決めてからタイトル買いした峯倉かずや先生のスティグマって漫画の引用 です。最遊記の方ですね。エロ二次創作サイトから知った私が言うのもなんだけど名作だから皆さん読むべき。べき。
 ずっと書きたかったやつです…大変でした…マジ大変でした…最後の日付の日に4話くらい一気に書いたからもうなんか肩が痛いですマジ痛いです。荒削りだけど完成できたからいいや!
 長編には珍しく連続して書いた奴ではなくて結構な難産でして、@とAは断片的に書いてたかんじでした。これじゃいかんと思って今日頑張った結果がこれだよ!
 こういう過去があるからベルリーナのろったまは自分の言葉を素直に伝えようとしていて、ぷはろったまを溺愛(笑)してるんだと思っていただけたら幸い。きっとこの後ろったまの別荘 に招かれて初両想いエッチしたりします。なんだこの深夜テンション。てかこの話もエロ描写が多くて恥ずかしすぎました。ブラジャーってニ回使ったがな。
 そんで一番の何所はD…前半のテンションと後半のテンション違いすぎて本当にすみません…ちょっと回し方ミスったんです…うまくぷろぷろぷろって回せたこた回せたんだけど。話 の置き方がね!ちょっと予定と変えたけどまあいいや!かけたし!なんてやつ!
 ろったまがぷに与えたスティグマは勝者からの罪状でした。ぷがろったまに与えたスティグマは、たしかにぷが存在して、ろったまを愛したという証明書でした。ろったまは独ちゃんを 怨んではいません。ろったまは聖なるスティグマを抱えて生きていくのです。これからもずっと。
 しかし…一晩経って見直してみるとやっぱり性急すぎるな。癇癪ろったまをもっと時間かけてあやしてあげればよかった。仕上げたいからって見直しせずに書くからこうなるんです。 描写にたっぷり時間と行をかけて、と場面移行をゆっくり、って目標をいいかげん果たしたいもんだ。別荘で初エッチに回すとしようか。もうええわ。

・ハンマーソングと罪業の塔
 BUMPの「ハンマーソングと痛みの塔」から。罪業はカルマと読む。カルマ値が上がったらトラウマものバッドエンドなんですよね、わかります
 久しぶりの長編。テーマは「生まれた意味」。最初はそうじゃなかったんだけどねー普通に国の背負うカルマの話だったんだけどね!最後にギルがこーいう結論に達したってことが なかなか自分でも嬉しかった。
 友達のE氏とも話してたんですが、何故「国」という彼らは生まれたんだろうか。実際は偶発的なもの、自然発生的なものだとおもうんです望まれて生まれたとしても。でもねえ国という 目に見えない単位の存在が形をとったってことは、なにか意味があるんじゃないのかなあ。愛国心的なものを向ける対象として生まれたとか、国というかれらの存在は、愛されるために 生まれたんじゃないかなあと、これは俺の結論。
 ギルの外見はプーとは別物です。イタちゃんが気づいたのは、国としての感覚がちょっぴり残ってたから。魂の爪痕というんですか。本家さまで仏英フィンがメリカを見つけたあんな 感じ。独が5回目のギルを見つけたのはつい最近です。親父を殺してから3,4年後くらいが舞台なので。だから親父のことはマジで知らなかった。
 親父を殺した、という事実も因果のひとつ。プーはすんごくフリッツ親父を慕ってたけど、結果として普という国に殺されたみたいな記述も見たことがあるんですね。そんな因果を受け継 いでる5回目。そうそう剃刀を自分に突きつけてるポーズって十字架のシルエットに似ているなと思った。描写したいとおもったら力不足だった。
 そうそうやっとちゃんとクロスが出てきましたよ!!毎回忘れるんだクロス!!しかし最後に「あっ忘れてた。足したろ」と思って描写を足したくらいなのでちょっと中途半端くさい。 まあクロスが出せたからいいや!ナポさま打倒のときに鉄十字が作られたってデュッセルドルフ出身ドイツ人が言ってた!!

・それを言われちゃおしまいよ、ティ・アモー!、曲がり角の青少年
 前者はよしながふみさん、後者は中村明日美子さんの書名のもじり。独兄と伊弟、独弟と伊兄カップルの話。イタちゃんは本気で恋愛したら 強いよ。いろんな意味で強いよ。わかったよ。
 この組み合わせの場合、ぷは神羅伊のことを相当引きずってる。独=神羅だとするとぷは当然知ってるわけだから、独が過去のことを思い 出しちゃったらどうしようってのがありそう。独普の場合も、てか常にかもしれない。独が離れていくわけだから(彼は神羅=独な弟は伊を選ぶと 思っている訳だから)。
 でも独普はお互いを至上としていそうだなあと思うのは独普好きだからかしら。

・ティンカーベル
 某ディズニー作品の妖精さん、妖精さん!アハッハッハ〜☆から。ティンクは信じないと消えちゃうらしいね。それって究極の暗示だよ、 読者に感情移入を強制させる恐ろしい技だよ!ってファフナー書いた人が言ってた。
 冷戦後ぷは東独でもなんでもないのでなんで存在してるのかほんと謎です。あれだよね、ブログしてたし今も生きてるよね。いろんな解釈 があるけど、俺的にはやっぱり独が必要としているからだと思ってます。プロイセン王国はWW2終戦まで残ってるけど、ほぼ形だけだった ってウィキ先生もセバスチァン先生も言ってるからね。セバスチァン先生は神本「プロイセンの歴史」著者。
 そんなわけで当て馬兄ちゃん。ふびんよりよっぽどふびんだね!あとEさんに「お前の英と独は偏執的」って言われたからちょっと意識してみた。確かに 偏執的ってか変質者的ですねほんとうにありがとうございました。
(3/6追記)いやなんか…久しぶりに読み直すとワケワカランですねこれ…えっと解説です。統一後独は普と同居している→いつも一緒に いるから常時兄さんを感じられる。問題なし。→でも兄さんあんな人だからほいほい出かけたりする、仕事もしてるみたいだし→兄さんが いない!兄さんの持ち物とかじゃ足りない!兄さんが存在するという肉感的証拠が欲しい!→おいフランシス!代わり!みたいな感じ。 うわあ文章で表すとますます気持ち悪い!

・I'm a pirate star!
 Deep Purpleの「Highway star」の歌詞もじり。すっげアーサーっぽいと思った!このロック!間奏が神過ぎる。
 アルビオンは英の雅称。ドーヴァー海峡の白い岸壁を指してのこと。なんかアルビノと語源一緒ぽいしなんかもうギルだよね!みたいな!(…
 微妙に実際の欧州と重ね合わせていたり?先代ドレークはサー・ドレーク。三十隻が多いのかどうかはよくわからん…アルマダの海戦の データも一応見たことは見ましたが。あとバルト海北海の位置関係も出鱈目。わああ駄目じゃねえか。親父は勿論親父です。
 マリア云々の言葉は丸ごと心あゆみ先生の「暴君とマリアなキミ」から。この人はうめぇ。タイトル買いしてマジすいません。
 「バレバレだぜ、兎ちゃん」と「ネンネのマリア」と「ブチ壊す♪」が言わせられて、眼球舐めもできたのでおいらは満足です。なんて子でしょう。

・Kick the Grand Line!
 三周年記念リク「I'm a pirate star!続編でキャプテン英VS海軍独」。リクありがとうございました!  和訳はもちろん「グランドラインを蹴っ飛ばせ」。ワンピ●スファンに喧嘩を売ってんのかってタイトルだけどなんていうかしっくりきたから決めちゃった。すみません。  元々考えてた続編案を、ギャグ要素が損なわれないように頑張って形にしてみた。後者の要素がなんか吹っ飛んじゃてすみません…そして明らかに続く!みたいな終わり方ですみません!あと何でか米独要素が入っててごめんなさーい!!  アルマダの先代ドン・ぺードロは、青池保子さんって少女漫画家さんが描いてらっしゃった「アルカサル -王城-」って漫画の主人公で、かの有名なカスティーリャ女王イサベルさんのひいひいじいちゃんくらいの人。セビリアに宮殿とか建てた人です。かっこよすぎて好きだから入れた。反省も後悔もしてないぜ!  せっかくおそうじプロイセンが出てすぐに描いたので、そんな感じの要素を入れてみた。パンツとかパンツとか。オーストリアさんごめん。ガリさんと結婚させてあげたから許して下さいね。そのうちこの二人も登場できるといいな。

・マリアの爪痕
 Janne Da Arcの「マリアの爪痕」から。Eさんがカラオケで歌ってたのを「これ独っぽい!独さんっぽい!!」と騒いでたら「じゃあこれで 小説でも書けば」と冗談で言われたので本気にしてみた。あとお前の独気持ち悪いと言われすぎたのでもう究極的に気持ち悪くしました。 生理的に。(…
 ぷー消滅後です。ぷーがいるような描写なのは独さんが既にちょっとおかしくなってるんです。兄はもういないんだけどいると思ってて、 でも本当は分かってて…みたいなのを書きたかったんだけどうまく描写できないなぁ。ずっとぷが笑ってばっか。それが独の理想だからでは あるけど。
 最初マリアにしようと思ったけど、ベルリーナの独とあと露はぷ消滅後もぷのことはマイナスダウナーには引きずってないので、いっその こと兄にした。まず兄と姉で選択する時点でおかしいことに気付こうぜ!

・ポーラ・ベアーの憂鬱
 ホッキョクグマ=ろったま。設定的にはベルリーナと同じだけど、独さんが暴走しなかった場合。
 お下品な下ネタが大好きな俺。ろったまだって男の子だから、たぎっちゃうことあると思うんだ!あと作中の仏姉ちゃんは英とイチャコラしてる真っ最中。きっとこの後英にお仕置き されたことでしょう。おっと露にょ普なのに英にょ仏の話してどうすんねん。
 これ書き終えた後のうpが新しいパソコンだったのでよくわかんなくて大変すぎてもう後書きはその愚痴で埋めていいくらいです。

・それは我が国、プロイセン
 心はプロイセン国民な石見が一度はちゃんと書きたかった、親父とプロイセン。ずっっっとこれが書きたかった。休止前にプロット書いてた。
 某チキンさんにホドとヘタの雰囲気がちょう違う!と言われてうっほほい!じゃあホドに近付けてみよう!という心意気が合わさった。俺の作品の根本は、どっろどろした中身、世界 の残酷さと向き合うこと。残酷さというのは時の流れであったり、死であったり、個体の違いであったり、圧倒的な暴力であったり。そんなどろどろと美しさを一緒に表現したいな、と 思う。それがこれでちゃんと出てたらいいなー。
 実際フリードリヒ2世は類まれなカリスマを持ちながら、王という身分を心底嫌っていた様子。牧草地に放り出すとか死の作業着とか人は呪われた種族とかは実際に大王がおっしゃった セリフをお借りしています。どんだけ絶望してたんだ…
 余談ですが、私がほんとうにすごいと思うのはこの大王が本当に実在したってことだ。これまで色んなフィクションに嵌ってきたけど、この人は本当にいたんだ…本当に、実在して、 生きて、死んで行ったんだ。ってのが初めての感覚で、衝撃的。いつかお墓参りに伺いたいと思います。本当に。

・フリードホフより甦れ
 フリードホフはドイツ語で墓場。イメージ的には鬼太郎。昔鬼太郎が墓場から這い出てくるってのを見たことがあるんだけど、そんなイメージ。プロイセンという亡国の中から現れた 赤ん坊、みたいな。
 独普同人誌を見てた途中の唐突な思いつきで書き始めたもの。最初は普仏戦争的な意味でフランスさんを追い詰めるシーンがあって、フランスさんの血を嘗めて「これで完成だ」って シーンがあったけど、仏視点になったりで視点があっちゃこっちゃになったのでやめた。
 見る人を選ぶ感じでほんとすみません…ドイツさんが直前までいないんです、だからみんなプロイセンがドイツになると思ってた感じ。男の体でどうなってんだというのはうん、プロ イセンのミラクル構造で。ほら、プロイセンって人工国家とか言われるじゃない。だからなんとかなる。マンキンの葉くんが言ってたなんとかなるって。サーセン。
 それにしてもヴェルサイユ宮殿の高いベッドが台無しです。仏兄ちゃんマジごめん。

・グッバイ、ラヴデイ
 うっほ素敵な名前!と思って頭の中に残ってたのがそのままタイトルに。いい名前だよねー愛の日。
 まさかの米英。そういやこれまでは普の登場しないAPH小説いっこもなかったんですよね、びっくりだ。お風呂の中で思いついた話。長編とか短編でもやたら練りこんだネタってなか なか形にできないものだけど、思いつきってすらすら書けるなー。
 国であるがゆえの痛みってのは、ベルリーナでも書いたこと。国って存在は国民と国民の意思と領土でできてるわけだから、それ以外のものをそれら以上に愛することになったらどー なるんだ?存在できなくなりますという話。米「俺と国民どっちが好き?」英「国民」ってのを見たことがあるなあと思って、そこからひんまがった思考でロマンティックシリアスティ ックに追及してみた。
 一応設定としてはくっついてるんじゃないかな?カップルとして。えっちなことは多分してない。そういやカナダ人教授が奥さんのことをマイワイフって読んでて妙にニヨニヨしちゃ ったなーいい響きですよねワイフって。話が逸れた。

・燃えよアドラー
 やっと書けたー!!アドラーはドイチュ語で鷲。かっこよくね?
 プーを描く人って、私もなんですけどよく国旗のアドラーを省略しちゃうんですよね。あれだけ難しいんだもんトリコロールとかに比べると。鷲とか描けるかーちくしょー!
 まあとにかくそんな絵を見て、この人が旗から抜け出てるから旗の中にいないんだ!とか思いついたら書いちゃった感じ。でも楽しかった!今までプーが消える話何個書いたろう!
 この後統一まで続いて、ドイチュ国民おめでとう頑張れよ!って言って本当に消えるつもりだったんだけど、そんなに場面移し移ししたら大変&表現貧弱ゥになると思ってやめました。 ただでさえWWの時間経過描写がだいぶ省略されてるんだぜ!
 途中で出てくる女の人は、おっきい声では言えないフロイラインです。エヴァさん。言ったじゃねえか。結局ここら辺とヘタリアというジャンルはまったく関係ありませんと言いようが ないんですよね…うん…ただエヴァさんの実際に口にした言葉に心動かされたのは確かなんだ。凄く賢明な女性だった、とわたしの一面的な知識だと、思う。
 18世紀装備でどうやって戦場に立ったんだ!地名めちゃくちゃじゃねえか!とか突っ込みはもう本当に。拍手下さい。結局そこに話が行く。
 心残りは…独ちゃんの心の動きを描き切れなかったことかな…ごめん独ちゃん、このままじゃ兄さんに会いたくて戦争起こしといてあれ本当にうちの兄貴?って言ってる酷い人だね。 もっと詳しく書ければよかったね!ごめん!とりあえず一場面をじっくり書くという目標はちょっと達せたから許して!

・ロストランド
 バンプオブチキンのロストマンから。あれって迷子って意味かな?そんな感覚で、迷国。言葉にするとおかしいな!
 シーくん初登場なのですよ。こんな話で激しくごめん。
 実際シー君がこの先国際的に認められることはないと思うのですよ、正直。でもシーくんは国と自分で言ってしまったから、そう簡単になくならない。シーくんはきっと、この先ずっと 海のど真ん中で、お隣さんなんて誰もいないところで生きなきゃならないんだろう。それってすんごくさみしいことじゃないか。あんまりじゃないか。
 シーくんから見ればどの国も同じ高さにいるのですよ。前平和について初対面にも関わらず熱く語り合った機会があったんだけど、国が力を持ちたがるのは自分の国を押し上げたいから じゃないかって。たとえばアメリカという世界の頂点に立っていると言っても過言じゃない国に並びたいんじゃないのかな、散々批判されても力を欲しがるのは。たとえば核とかいう。
 じゃあどうすりゃいいって、下がるしかないんじゃねぇかなぁ。上の人が下がるしか。だったら安心できるんじゃないの、どっちも。という話。おっと作品のアトガキしようぜ。
 「国は何のためにあるものか、そこに実際に住んでいる人のためのものじゃないのか」というのはエドワード・W・サイードという先生の言葉。この人の言葉は心が震えます。 実際ひとつの民族にひとつの国とか出来るはずがないよね。こんな話になるからヘタリアはインタレスティングなジャンルだと思う。世界に目を向けるという点で。お粗末さまでした。

・星のライヒ様
 タイトルは…さんてぐじゅぺりさんの…星の王子さm本当にすみません。Eさんにも謝れって言われた。(おっぱい)星のライヒ様。ライヒは帝国、ケーニヒは王国。本当にすみません。 大切なことなので2回言いました。
 思い出した。そうそう大学で知り合った独ちゃん好きの子の家で酒飲んでたんです。そんでもってニコニコの独墺普爆乳音頭を見たからだ。俺は悪くねぇっ!俺は悪くねぇっ!これ以上 幻滅したくない方はブラウザバックしてください。
 元々おっぱいにはぁはぁする独ちゃんを書きたかったんです。その前は兄さんに靴下だけ着せてはぁはぁする独ちゃんが書きたかったんです。どうしてこうなった。間違いなく爆乳音頭 のせいだ。これ書きながら爆乳音頭エンドレスリピートしてたせいだ。そして今はひらいけんさんのエレジー聞いとる。なんだこれ。とりあえずロストランドの後に来ちゃいけない作品 だっていうのは自覚している。かといって燃えよアドラーの後もアレだな。どうしようもない。
 どうしようもないといえば、これ最初紹介文どうしようもない僕に天使が降りてきたパロで「どうしようもない普にライヒ様が降りてきた」だったんだけど、どう考えても逆だった。 ドンマイ。あと上のタイトルは大学の講義で知ったドイツ帝国を悲願する詩人さんのドイツとはなにか?みたいなのをパロってみた。ごめん!ドイツ!主に全体的に!
 ところでこれ書いてる途中にライヒ様に惚れそうになりました。ライヒ様かっこよくね?正規キャラにしたくねぇ?したくないですね。わかってます。ごめんなさい。

・プロスト メチタ
 拍手で教えて頂いた露普MADのルカたん曲、Just be friendsを聞いてる途中で思いついた、ろったま恨み節ともしもプーがろったまの為に生まれていたら?をミックス。タイトルは曲名 もじりで、ロシア語で「Just be dream」=ただの夢、をカタカナ読み。こんな感じのタイトル一回使ってみたかったから嬉しい。
 最初は前半のろったま恨み節で終わる予定でした。書き終わってから、これ別にひとつの話として仕上げようと思ってたろったまと独ちゃん立場交代話をここに入れたらどうだろう、と 思って入れてみる。そんで、それを恨み節の前に入れようとおもった。けど、このままの順番の方が妙に曲に合ってた。びっくりだ。後半の話は冷戦時代でなくてイフ歴史で、ろったまも プーも現代より幼め。
 プーという奴は、きっとろったまんちで散々な扱いを受けていたって、腕を広げてやるような奴だと思うのです。とんでもなく懐が深いやつ。まるでマリアさまのような。なんて奴だ。 この男は。心がきゅうんと締め付けられるような小説を、描いてみたいものです。

・グロティウスは願った
 ご存じオランダさんちの天才さん。国際法の基礎を作ったと言われています。授業でやりましたよね。実際戦争の正当化とかそういうことにも繋がってしまったらしいけど、三十年戦争 の惨禍を目にして国際法を作ることを志したといいます。平和を求めたことには変わりない。今はオランダのハーグに国際司法裁判所があるんですよね。
 3巻と本家のオランダさんのあまりのイケメンさにキュンキュンしている。あと今経済関係史の授業でスペインがすっ転んでオランダが追い越してイギリスがひたひた近づいているところ だからかそんな話が思い浮かんだ。何回か書いている、国の因果の話。国であるってことはどんなことかと、考えてしまうのです。深く考えすぎるとドツボに嵌るので皆さんも気をつけてね! あと方言にはもう突っ込まないでね!
 あとベルちゃんがやたらねこねこしてるのは3巻読んでてなんだこの子!ネコか!カワユス!なフィーリングがエクスプロードしたからです。エクスプロージョンか?まあテイルズでは エクスプロードだからいいよ。ベルちゃんかわええネコ具合が俺好み。最後の述語を鳴いているにしていいものかしばらく悩みましたがもうええわと思ってそのまま。鳴いているってなんか 性的じゃないですか?違いますね。サーセン。

・銀の燭台
 タイトルはフィーリング。燭っていう字は火を捧げるイメージがあります。あとやっぱり作中にも出したフレーズだけどワイルドさんの「サロメ」の銀の皿イメージ。
 そういや俺独普馴れ初めって考えてないなーと思って独普について小一時間本気出して考えてみたはなし。誰か後で答え合わせしてください。最初考察としてむげめに書いてたけど消え たんだ。ネット回線切れて消えたんだ。シャイセ!
 独普ふたりは、長い間ふたりきりの世界で生きてきたんじゃないかなあとおもいます。国って存在は潜在的に個でなくてはならないけど、独普の場合はそれが当てはまらない。同一 であるから。だからその間にふたりの関係が出来上がってしまった。人から見ればゆがんだ形であったとしても。そのまま発展しちゃう。そんな感じ。
 独普のちゅっちゅはディープなんだよ!というね。最初は冒頭な感じだったんだけど、独が帝国になってから自分の世界が広がっていって、ぷにもぷの世界があるんだと知って、自分 から離れていっちゃうんじゃないか?と不安になるんですよ。でもぷはもう自分の悲願は成し遂げてるので、いつ消えてもいいわけ気持ち的に。だから自分だけでも生きていけるように ならんといかん!と叱るんですけど、はじめて突き放された独はますますぷに依存しちゃったりするんですね。そうして臨界点がこのはなしみたいな。
 独さんの攻めをもっとねちっこくすればよかったなっていう後悔はライヒ様でもやったなぁ。そうライヒ様はもっと乳首チューチューがディープだったらよかったとおもいます。ごめんなさい。 深夜テンションやべえ。明日のイタ語の授業がやべえ。サーセン。

・Enchanted
 タイトルは映画「魔法にかけられて」の原題。初めての英字タイトル?と思ったらアビスサイドにありますね。
 フランシーヌハァハァってメール頂いてたぎったもの。すみませんそんなメールじゃなかったです。今までベルリーナやポーラベアーでちょこちょこ出してきたフランシーヌさんがとうとう 登場!でも最初からこんな話!ほんとごめんなさい!
 イギイギが仏好きすぎだろ!って突っ込みがあるかと思いますが、これは英視点だから仕方ないです。英の心の中はこんな感じなんです。きっと態度的には「お前なんて嫌いだぁ!」 (ロマ風)なんです。ツンデレってきっとそんな感じ。
 さあフランシーヌ編序章ですね。今回のは馴れ初め…っつーわけで、この話のあとちょめちょめするんじゃないですかね。実はお互い初めてだったりする。仏姉ちゃんて昔からセクハラ はしてそうだけどそっちは貞淑っぽい。ちゅっちゅシーンは(なんかディープな)挨拶。(なんかディープな)。ディープすぎるわ。
 ここから英仏は長いこと徹底的に憎み合うことに。この話のあの子ってあの子ですしね…英、シーヌにいろいろやっちゃったからね…それが、メリカナという庇護対象の出現で英が丸く なった+英仏がメリカナにパパママ認定されたために成り行きでデタントした。緊張緩和。んで、メリカの独立を経て英が積年の闘争に疲れた。仏はとっくに飽き飽きしてる。で、英仏 協商あたりに仲直りって感じ。しかしこの人ら、デタント前後くらいでもエロいことしてそうだ。だってエロいから。なんという。なんという。

・ふたりの兄弟
 元ネタはヘルマン・ヘッセの短編「二人の兄弟」。かなり引用してます。いやこれはかくかくしかじかで。友達「何も言わずにこれを見ろ。変換して萌えろ」俺「はぁ?俺は京大の 教授さんの激ぶっといイスラームの本読むんだよ。ヘッセ?短編?今すぐ読めるの?へー…とえあljてあjt;えあ」そんな訳です。うん。ごめんなさい。
 名前の由来話はギルベルト=輝ける誓約、ルートヴィヒ=勇猛なる戦士が好きすぎたからですね。あなたは輝ける誓約、って前作った動画でも使いましたが。あとその動画ではベルリーナ 冒頭のリアさんを押しのけて仏を足蹴に、ってフレーズ使っちゃってるんだよな。まあ動画の話はいい。
 現代なのか近代なのか中世なのかよくわからん作りにしてあります。この話の中の彼らが国なのか人なのかもまた。わんこが喋ったことでメルヒェンっぽさを出そうとしたんだけど。あと 原作を知ってたら最後のジャガイモ連発は笑うところです。あはあはあっはっはー

・Lambency
 初音ミク「Lambency」から。ページタイトルはサモ3のEDテーマで松本秀子さんの「Love light」から。
 さあお待たせしましたスティグマータアトガキで予告した別荘ラブラブ初エッチですよ。うん。誰も待ってないのしってる。ラブラブエッチ書いたの初めてじゃないか?もうエッチエッチ 言いすぎて困った。何が困った?俺が困った。試験前だどうしよう。なんの話だ。
 今回は頑張って書きましたよ!じっくり!ねっとり!展開をゆっくり書いてみたんだけど、どうだろう。丁寧に書けてるかな。スティグマータ書き終わってすぐに2525動画で神曲 「From Y to Y」でボロボロ泣いてるろったま見て以来もっとろったまの嘆きをゆっくり書いてあげたかったなぁと思ったのが今回生かせているといいんだが。
 ちなみにそんな私のBGMはLambency→ルカルカ☆ナイトフィーバー→らっつぁっつぁー。うん、エロ開始と終了が境目。もうエロエロでごめん。私が。
 あと曲名から取ってくることしかできない私のタイトルセンスをどうにかしてください。
 そうそうロシア語解説。ダーチャ=別荘、バーニャ=蒸し風呂、ディエーヴゥシカ=お嬢さん。あとクリムゼクトはウクライナ産のスパークリングワインらしい。有名なもっすかーう の歌に出てたので使いたくなった。

・白馬の騎手は未来を掲げ
 ドイツの作家シュトルム「白馬の騎手」から。授業で出てきた。冬のバルト海の波ざっぱんな感じと死のイメージを重ねて。
 元々↓のリクを受けて書いたつもりでした…でもいつの間にか同居もしてなければラブラブでもなくただの露普だったorz。何ということでしょう。
 ろったまは非侵略者から侵略者への転身を経てきた国です。だから死のイメージがうまく浮かびません。国という簡単には死ににくい身体も相まって。だからこそプロイセン=東ドイツの衰退に動揺し、自分=ソ連の崩壊を連想して身震いする。岩に強かに打ち付けるバルト海に浚われてしまう=死を迎えようとするプロイセンを肌で感じて、自分の死と重ね合わせて、泣きそうになりながら彼を引きとめるわけです。久方ぶりに他人に触れたプーもまた、現世に繋ぎ止められる。一度ともに死を臨んだものたちの間に生まれた奇妙な連帯が、今まで続く絆を生むという、恋人や友達とは違うつながりが発生する結果となったのです。なんて、たまには真面目にあとがいてみた。
 そういやシュトルムさんの中で出てくる海は北海かもしんない。ドイツ北部の話だし。なんていうかサーセン

・こっちを向いてよペルセポネ!
 三周年記念リク「ラブラブな露普、同居」。リクありがとうございました!  タイトルはおわかりでしょうが、ギリシャ神話のペルセポネ。冥界の王ハデスに一目惚れされて攫われてしまったけど、母デメテルの尽力で1年の3分の2を母の元で、3分の1を夫となったハデスの元で過ごすことになった乙女のこと。  すみません…私のラブラブ同居露普はこれが限界ですorz。かなりの難産でありました。最初と最後はぱぱっと書けたけど、ネタを文章にするまでが長かった。てか一回消えてからもう泣きそうだった。いや泣いたのは冗談です。あとグレゴリウス暦とユリウス暦の違いはもう気にしないで。
 書いてて思ったのは…私の露普、同居って方向にどうも行かないなということ。ぷをひん曲げでもしないと。だってぷが東ドイツだったとしたらぷは当然西に帰るわけで、帰りたいと願ってるわけで。弟さんはぷの弟で、家族で、ヴェストなわけで。ろったまは彼を見送ることしかできないし、ぷも見送られることしかできない。どう転んでも別れるしかないふたりなんだな、とりあえず俺の中では。と書きながら強く実感しました。今回こういう形で同居する話を書けてよかったと思います。ずっと書きたがってる「ろったまの幸せ」にちょっと触れられたし。
 んで、国連さんですね!国連さん!ずっと出したかったんだよなーいつか出したかったんだよなー。苦労してそうです。そんな国連さんが好きです。生まれて数十年なのにン百年は生きてる他の国より老けてる国連さんもえ。カロリーメイト差し入れしたい。お粗末さまでした。

・リーベス コンツェルト フォン ブランデンブルク
 三周年記念リク「公国プー、ブランデンブルクさんを添えて」。リクありがとうございました!なんか料理名みたいだな。
 タイトルは小学生の頃音楽の時間にやった「ラヴァースコンチェルト」をドイツ語にしたりなんだり…これ好きすぎて何度も使っちゃうな。それにしても愛と別れが多い気がする我が家。まあここで満足するしかねぇ。チームサティスファクション。最近5D'sが気になる。
 ブランデンブルクさん初登場。おそうじプロイセンで存在も示唆されたことだしうきうきでネタ考えました。花婿:ブランで花嫁:プーってよくね?よくね?と思ったのですが…キザすぎかな…自分的にはプーとデコボココンビで面白そうだけどどうでしょう。でも意外とプーと同じで短気だったりするんだね。ホーエンツォレルンさんちに胃腸薬を送っときます。
 時間軸としてはアルブレヒトさんがドイツ騎士団総長になってドイツ騎士団国家が廃止、プロイセン公国に改められる時。公国プー話っていうか公国になります!プー話だった…すみません…これから数十年後、ヨーハン・ジギスムント様の元でめでたく正式に結婚。今は別居してるけど、東ドイツ時代は一緒に東に居たっていう設定です。
 あと、ずっと書きたかった「空を翔ける小鳥カッコイイ」エピソードも入れてみました。結構なイケメンブランさんの頭に小鳥がいるとかよくないか。元夫婦同士頭の上に小鳥とかちょうかわいくないか。そんな感じです。小鳥さんカッコイイ。

・ナマステ!インドさん
 とうとうやっちまった。捏造国家@。Aもあるんかいと言えばあります。私がすぐオリキャラ考えちゃうのはもう分かり切ってることだと思うのでご容赦下さい。だって考えちゃった んだもん。おじいさんっていうのは古代インドな感じで。インダス文明とか。あと中国さんとの会話の彼はインドさんちに家出中で家は中国さんちにあるあの人。端的に言うとチベット さん。
 フランスさんへの対応がデレすぎて自分でもびっくり。まあフランスさんは米でも印でも現地の人と一緒に闘ったりしてるから仲いいんでしょうね!とか言ってみる。ポンディシェリって 言うのはフランス語読みで、他の所では通じないらしいよ。それって愛称ってやつですか?ポンディシェリではフランス語も公用語らしいよ。
 上のタイトルは本屋さんでめっちゃ目をひかれたインド旅行記をちょちょっといじって。読みたいなー!